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令和6年 外環道路特別委員会

9月13日(金曜日)

令和6年 外環道路特別委員会
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宮代一利
宮代一利
ワクワクはたらく現職

映像ID: 2813

21030【宮代委員】  おはようございます。よろしくお願いします。
 やはりこの表現、引っかかりますよね。私も物すごく引っかかりました。異常は確認されておらず問題ありません。もう、私は皆さんみたいに優しくないです。冗談ではない、こんな考え方をしているから今までこういうふうになってきているのでしょうと、表現そのものにそう表れている。要するに目に見えているものが、そこはもうクライシスが起こっている、危機は起こっていて、起こってしまったものを見つけてそれに対応しますよと言っていて、だから前からもずっと言っていますけど、リスクマネジメントをどうしているのですか、ここで表に見えていないものをどうやって見ようとしているのですかということをずっと問い続けているのに、それに答えもせずにこういうものを出してくるということは、もう心の中が透け透けです。見えているものには対応します、見えていないから問題ありません、これはゆゆしき問題です。ここをもう一度ただしてほしい、問いただしてほしいのです。我々は、前々から申し上げているとおり、もう信頼関係は失われています。大深度だから事故は起きません、そういう工法でやるのですと始まりました。事故は起こりました。事故は起こるのです。リスクとしては必ず起こるのです。リスクとしては、起こる可能性があるのだと常に考えていなければならない。だから、そこでここに問題ありませんというふうに言えることが、私はすごく一番の問題だと思っています。というそのリスクマネジメントの話をもう一度ぜひ、ここのこういう書き方をしているということがそういうふうに見えているよということをお伝えいただきたいというのが1つ目。
 もう一つが、先ほどのジャーナルの話ですけど、事が起きたら出しますは、それはジャーナルではないです。ジャーナルというのは定期的に発行をして、様々なもの、情報をお伝えするためのいわば広報紙のようなもので、そもそもこのプロジェクトは、PIをやりましょうと、パブリック・インボルブメントを進めてやっていくのですよというとてもすばらしい思想の下に始まったプロジェクトのはずです。今、リスクコミュニケーション、私はできていないと思っています。リスクコミュニケーションというのは、双方が見ているリスクというものを、見る方向によって違う見え方がしているので、そのリスクに対することについてのコミュニケーションを取りましょう、常にコミュニケーションを取りましょうというのがリスクマネジメントの一つの手法です。ジャーナルは格好の材料ですよね。自分たちとしては、今ここでこんなリスクを考えているのです。異常気象が起こるとこんなふうになるかもしれないというふうに考えている部分はあるのです。それを伝えないから、住民は、最初は信用していた、でも、事故が起こった後も伝えないまま続けているから、不信感だけが残っているというふうになっているというふうに考えています。
 まず、今2つ申し上げました、ここに書いてある表現、問題ありませんという表現についての私の考えに対してのコメントをいただきたいのと、もう一つは、ジャーナルを不定期に、それも相当長い期間を空けて発行しないことは、本来、本来というか、取り組み方で市民に対して何かアプローチしようとしていない姿に私には見えるという、この意見についてどんなふうに捉えられるか、御感想でも結構です、いただきたいと思います。お願いします。

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